城東地区は、津山城跡と宮川をはさんで向かい合い、武家地・寺町・旧出雲街道沿いの町人地といった城下町の総合的な構造がよく残っています。
城東地区散策
特に、町並み保存地区(城東伝統的建造物群保存地区)の旧出雲街道沿いには、約1.2キロメートルにわたって、江戸時代中期から昭和初期にかけて建てられた町家が建ち並んでいて、かつての城下町の風情を今に伝えています。
城東むかし町家の梶村家は、江戸時代苗字帯刀を許された津山藩の豪商の家柄で、のち皇族の方もお泊りになった大変格式のある家だそうです。
広大な屋敷内には主屋のほか、付属屋・座敷・洋館・奥座敷・西藏・東藏・茶室・庭園があり、江戸後期頃に建てられた主屋から昭和初期の西藏まで各時代の建物が一つの屋敷内にあります。
広大な屋敷内には主屋のほか、付属屋・座敷・洋館・奥座敷・西藏・東藏・茶室・庭園があり、江戸後期頃に建てられた主屋から昭和初期の西藏まで各時代の建物が一つの屋敷内にあります。
津山洋学資料館では、江戸時代後期から明治・大正期にかけて、西洋の学問を研究し、近代国家の礎を築いた学者達の足跡を展示しています。
「解体新書」はオランダ語の「ターヘルアナトミア」を苦労して翻訳して作ったのだとか教科書にあったような気がするけど、それらの本を見ることができて感激しました。
作州城東屋敷は、出雲街道に面した町家を復元したもので、休憩所・案内所・展示場として利用されています。西側の火の見櫓が目をひきました。
城東地区には映画「男はつらいよ」のロケ地が何カ所かありますが、ここも、最終作の撮影に使用されたそうです。
城東地区へは、津山城跡(鶴山公園)の散策ついでにそのまま歩いて行けそうでしたが、今回は散策ルートのほぼ東端に位置する一番広い無料駐車場(上地図の観光駐車場)に駐車して、そこから歩きました。
※レンタサイクル利用の観光客の方もお見かけしたし、城東観光案内所や作州城東屋敷の傍にも数台分の無料駐車場があるので、混んでいなければそういったところを利用するのもありそうです。