済渡寺(さいどうじ)は岡山県新見市にある曹洞宗の寺院で、授産・安産の祈願や花(花菖蒲約5,000株、紫陽花約11,000株など)の寺として知られています。
鐘楼は明和4年(1767)に建立され、梵鐘もそのときに済渡寺の境内で鋳造されたといいます。この梵鐘は戦時中に強制供出され、昭和57年(1982)になって広島市の覚法寺から返還されたのだそうです。
済渡寺は、天平11年(739)行基(奈良時代の僧)が草庵を結び、弘仁2年(811)空海(弘法大師)がこの草庵を済渡寺と命名され女人高野として開創されたといわれています。(その後、真言宗から曹洞宗に改められたようです)
本堂にお参りした後、幸運に恵まれて、ご住職・奥様としばらく歓談することができました。
紫陽花園・菖蒲園
入園無料の紫陽花園はとても広く、斜面のそこかしこに、たくさんの紫陽花が美しく咲いていました。剪定・施肥・病虫害対策など花々のお世話や回遊路の草刈り・整備をしておられる方々に感謝々々です。
※ ここに載せている写真は、すべて2018年6月26日に撮ったものです。
<済渡寺の情報>
所在地 岡山県新見市法曽661
駐車場 無料駐車場あり
宗 派 曹洞宗
所在地 岡山県新見市法曽661
駐車場 無料駐車場あり
宗 派 曹洞宗