「紫陽花が見ごろになっているかも」と思い、倉敷市浅原にある朝原山安養寺に行ってみました。
安養寺は、高野山真言宗の寺ですが神仏習合の寺であるため鳥居があり、参道の石段(中腹あたり)の楼門上に巨大な毘沙門天像があります。
境内の紫陽花は、それぞれの色が陽光に美しく映えて、とても素敵でした。
参道脇にある巨大な梵鐘は、中国四国一の大きさだそうで、重量は約11トンもあるといいます。
山門前に、仕立てられた方の感性が伝わってくるような素晴らしく素敵な紫陽花の鉢植えがありました。
本堂にお参りしたとき、素敵な紫陽花を見せていただいたお礼に、お賽銭を奮発しておきました。
寺伝に依れば、朝原山安養寺は、782年(奈良時代末期)、報恩大師に依って朝原山寺として開創されたと伝わります。 そして、990年、恵心僧都源信が朝原谷に安養寺を創建し、13世紀には現在の浅原の谷一帯に朝原寺と総称される寺院が建ち並んでいたそうです。
しかし、1336年、南北朝の動乱(北朝の新田義貞と南朝の足利尊氏との戦い)期に備中福山でも合戦があった際、朝原千坊と呼ばれた大伽藍の多くは灰燼に帰し、朝原谷安養寺他十数ヶ寺と大堂のみが焼け残ったのだそうです。
朝原山寺「朝原千坊」の朝原寺の歴史や仏像・神像は安養寺に継承されているそうで、成願堂で、それらのうちの毘沙門天像(34体?)を無料で拝観することができました。
紫陽花は、株数はそんなに多くないものの、初めて目にするようなものもあって素敵でした。
経塚は、1086年、白河法皇が院政の施行に際して造営供養されたものと伝わっています。
境内全体が清潔に保たれ、紫陽花もよく手入れされている感じがしました。
廃浅原寺層塔跡には、平安~室町の頃?にあったと推定されている塔の礎石が残っていました。
※ここに載せている写真は、すべて2019年6月19日~20日に撮ったものです。

















