川合神社夏祭りの だし

 毎年8月第4日曜日に催される川合神社(岡山県加賀郡吉備中央町)の夏祭りには、神社の氏子や地域の小中学校などの団体によってそれぞれ1体~3体の人形を置く小屋が設けられ、だし と呼ばれる人形(芝居・物語・神話等の一場面から取り集めた歌舞伎風のものなどから題材を選んで、ワラ・紙・木・竹・で作られる)が奉納されるそうです。
 この川合神社夏祭りのだしは、古くから神威を慰め疫病の退散と五穀豊穣を祈願するため継承されてきたといわれ、岡山県の重要無形民俗文化財に指定されています。

安宅の関場面

安宅の関場面

奥州へ落ちのびる途中の義経たちが安宅の関でとがめられ、弁慶の苦計で難をのがれる一場面

西郷隆盛

西郷隆盛

薩長同盟を結び江戸無血開城などを成し遂げた明治維新の立役者。1877年西南戦争で自決する。

源氏物語

源氏物語

光源氏
妬いて怒っているあなたがいちばん美しい。あなたこそ私の掌中の尊い宝なのだ。

雪姫

雪姫

桜の木に縄で繋がれた雪姫が自由にならない我が身を嘆き身悶えした悲しむ。

 歌舞伎 金閣寺(祇園祭礼信仰記)より・・・・・大膳が父の敵であることを知った雪姫は大膳に斬りかかるものの、桜の木に縛り付けられてしまう。雪舟の故事を思い出した雪姫は、爪先で桜の花びらを集めて鼠を描く。するとたちまち、本物の白鼠が現れて、縄を食いちぎる。・・・・・
京鹿子娘道成寺

京鹿子娘道成寺

焼け落ちた鐘楼の鐘が再興されている
紀州の道成寺に逃げた男を追ってきた女が大蛇になって鐘に隠れた男を焼き殺す

・・・・・紀州道成寺を舞台とした、安珍・清姫伝説をふまえ、それから何十年もたった時代の道成寺を舞台にしています。
紀伊国の道成寺では、新しい釣鐘の供養が行われていました。道成寺の釣鐘は、恋人安珍を追いかけ、恋しさのあまり大蛇と化した清姫によって焼き滅ばされていたのでした。そこへ白拍子花子が現れ、鐘の供養を拝みたいと頼みます。舞を舞うことを条件に参列が許された花子は、さまざまに舞い、踊ります。
しかし花子は実は清姫の怨霊で、その昔安珍を匿い、自分との仲を隔てた釣鐘に恨みを残しているのでした。僧たちの油断を見澄ました花子は、やがて大蛇の正体を現すと、釣鐘もろともいずこともなく去ってゆくのでした・・・・・

安珍清姫の伝説
毎年熊野詣に来る若い僧・安珍に恋をした清姫が夫婦になる約束をするも、安珍は修行中の身のため約束を破って帰途についてしまう。怒った清姫は安珍の後を追いかけ、ついには大蛇になり道成寺の鐘の中に隠れた安珍を鐘ごと巻きついて嫉妬の炎で焼き殺してしまうという物語

お染

お染

宝永七年、大阪で起きた心中事件が題材。豪商油屋の娘・お染は、丁稚の久松と道ならぬ恋に落ち、心中する。「心中鬼門角」などの題で人気を博した歌舞伎。

桃太郎

桃太郎~帰ってきた桃太郎~(下竹荘小学校 児童会 奉納)

・・・・・桃太郎とイヌとサルとキジは、鬼から取り上げた宝物をくるまにつんで、元気よく家に帰りました。おじいさんとおばあさんは、桃太郎の無事な姿を見て大喜びです。そして三人は、宝物のおかげでしあわせにくらしました。・・・・・
 

ナルト

ナルト(加賀中学校 奉納)

 忍五大国の一つ、火の国は木ノ葉隠れの里に、強大な力を持った尾獣、九尾が襲来した。当時の里長である火影は自らの命を犠牲にして、へその緒を切ったばかりの赤ん坊、うずまきナルトに九尾を封印した。時は流れ、世界は再び不穏な空気に包まれていた。
 これは、九尾の妖狐を封印された落ちこぼれ忍者・うずまきナルトが、仲間たちと共に数々の試練を乗り越え成長していく物語である。

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